国等の情報システムの統括・監理
国の情報システムの整備・管理の基本方針を策定し、その標準化や統一化を図ることで、効率的なシステム整備や民間の情報システムも含めた情報連携を可能としつつ、ユーザー視点での行政サービスの改革と業務システムの改革を一体的に進めます。
概要
デジタル庁は国、地方公共団体、準公共部門等の情報システムの整備・管理の基本方針を策定します。特に国の情報システムについては、①デジタル庁システム、②デジタル庁・各府省共同プロジェクト型システム、③各府省システムの区分に分類し直した上で、これらのシステムに関する事業を統括・監理し、基本方針に従っているか等を審査しつつ、情報システムの標準化や統一化により相互の連携を確保します。
また、その予算をデジタル庁に一括計上し、各府省に配分して執行する仕組みを設け、政府全体の方針に沿った戦略的な投資を行えることとしました。特に、①デジタル庁システムは、各府省の共通基盤となるものであり、デジタル庁が自ら整備・運用を進めます。
最近の取組
情報システムの整備及び管理の基本的な方針(整備方針)の策定
国、地方公共団体、準公共部門等の情報システムの整備・管理の基本的な方針(整備方針)を策定しました。
- 情報システムの整備及び管理の基本的な方針(令和3年12月24日デジタル大臣決定)<要約版>(PDF/2,999KB)
- 情報システムの整備及び管理の基本的な方針(令和3年12月24日デジタル大臣決定)<本文>(PDF/499KB)
デジタル庁システム及びデジタル庁・各府省共同プロジェクト型システムの整備等
各府省が共通して利用する①デジタル庁システムについて、デジタル庁が自ら整備・運用を行っています。②デジタル庁・各府省共同プロジェクト型システムについても、各府省と共同で整備を推進し、バラバラに整備されてきた各府省LAN環境の統合や、運用等経費が特に大きい情報システムの構造刷新、個別情報システムのクラウド化・UI/UXの改善などへ向けた取組を進めています。
政府全体のプロジェクトについてのレビューの実施
③各府省システムも含めた政府全体のプロジェクトについて、政府方針に沿っているかなどの観点から、各府省と連携してレビューを実施しています。今後のプロジェクト監理の質を向上させるため、民間人材の活用についても積極的に進めています。