電子処方箋の導入状況に関するダッシュボード
お知らせ
2024年9月6日 データの更新を行いました。
目次
- 電子処方箋とは
- ダッシュボード
2.1. 全国の導入状況
2.2. 都道府県毎の導入状況 - 電子処方箋の導入によって変わること
3.1. 患者の場合
3.2. 医療機関・薬局の場合 - 留意事項
1.電子処方箋とは
厚生労働省は、「医療DXの推進に関する工程表(厚生労働省)」に基づき、全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテ情報の標準化等、診療報酬改定DXを3本の柱とし、医療DX(厚生労働省)を推進しています。
特に、電子処方箋(厚生労働省)は、全国医療情報プラットフォームを実現するための重要な施策です。電子処方箋は、医師・歯科医師が処方した薬の情報を電子処方箋管理サービスを通して薬剤師に伝達し、薬剤師からも調剤した薬の情報を登録・管理できる仕組みです。
参考:オンライン資格確認の次は電子処方箋!~いま、進めよう~(厚生労働省)
2. ダッシュボード
2.1 全国の導入状況
全国のオンライン資格確認を導入している医療機関・薬局のうち、電子処方箋に対応している医療機関・薬局数や導入率を紹介しています。病院、医科診療所、歯科診療所、薬局の4分類の導入状況も比較できます。
2.2 都道府県毎の導入状況
都道府県毎の電子処方箋の導入状況を紹介しています。お住まいの地域の電子処方箋の導入率や医療機関種別の導入状況も確認できます。
デジタル庁は、データと根拠に基づいた政策判断・効果の可視化を日本政府内で推進する役割を担っているため、電子処方箋導入状況の見える化と公開に協力しています。
3. 電子処方箋の導入、普及によって変わること
電子処方箋を導入する医療機関・薬局が増えることで、国民の皆さまがいつでもどこでも、より安心安全な医療を受けることができ、医療機関・薬局の診療業務負担も軽減します。
3.1 患者の場合
3つの変わること
- 安心安全な医療の享受
初めての医療機関・薬局でも患者の処方・調剤情報を正確に確認できます。そのため、同じ効能・効果の薬が重複して処方・調剤されること、服用している薬と飲み合わせの悪い薬の処方・調剤を防ぐことができ、より安心安全な医療を受けられ、医療費の適正化にもつながります 。 - 待ち時間の短縮
薬局を訪れる前に患者が電子処方箋の引換番号を薬局に伝えることで、薬局での待ち時間が少なくなります。 - 処方履歴の確認
マイナポータル等で、自分が服用している薬を確認できます。
3.2 医療機関・薬局の場合
3つの変わること
- 患者により添う医療の提供
直近の患者情報を踏まえ、より患者に寄り添った診察・処方、調剤・服薬指導ができます。 - 安心安全な医療の提供
医療機関・薬局を跨いだ処方・調剤情報の共有、重複投薬や併用禁忌薬のチェックにより、医療の安全性が向上します。 - 業務負担の軽減
調剤情報の入力・紙の処方箋の保管等、医療従事者の業務負担が軽減します。
4. 留意事項
データ
- 電子処方せん対応の医療機関・薬局についてのお知らせ(厚生労働省)
ダッシュボードに利用している各種データは、医療機関等向け総合ポータルサイトにおいて電子処方箋の発行又は電子処方箋に基づく調剤が可能になる日(運用開始日)を入力し、当該日を経過している医療機関・薬局を、厚生労働省において収集したものとなります。 - データテーブル(ZIP/98KB)(2024年9月6日更新)
データの定義
データの更新
ダッシュボードの各種数値については、定期的に更新を予定しています。
正誤情報
このダッシュボードのデータの正誤情報については、正誤情報:電子処方箋の導入状況に関するダッシュボードをご参照ください。
ご意見・ご要望
厚生労働省 医薬局 総務課 電子処方箋サービス推進室
電話:03-5253-1111
よくある質問
ご不明点は、電子処方箋の国民の皆さま向けのQ&A(厚生労働省)をご確認ください。