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電子処方箋の導入状況に関するダッシュボード

お知らせ

  • 2025年10月1日 データの更新を行いました。

目次

  1. 電子処方箋とは
  2. 電子処方箋の利活用に向けた進捗状況
  3. 電子処方箋の導入状況
    3.1. 施設別の導入状況
    3.2. 都道府県別の導入状況
    3.3. 都道府県下の市区町村の導入状況
    3.4. 市区町村の導入状況詳細
    3.5. 導入事例
  4. 電子処方箋の導入、普及によって変わること
  5. ご留意事項

1.電子処方箋とは

電子処方箋 (厚生労働省)は、厚生労働省が推進する医療DX (厚生労働省)の取組のひとつで、全国医療情報プラットフォームを実現するための重要な施策です。

電子処方箋は、医師・歯科医師が処方した薬の情報を電子処方箋管理サービスを通して薬剤師に伝達し、薬剤師からも調剤した薬の情報を登録・管理できる仕組みです。
電子処方箋の導入が進むことで、全国の医療機関・薬局で薬の情報を安全に共有したり、どこでも自分の薬の記録を確認でき、安心・安全な医療の享受へと繋がります。

2. 電子処方箋の利活用に向けた進捗状況

電子処方箋の利活用を推進し、安心・安全な医療に繋げるためには、医療機関や薬局において電子処方箋の導入が拡大され、活用されて定着し、取組の効果が発揮されていくという流れが重要です。
ダッシュボードでは、全国のオンライン資格確認等システムを導入している医療機関・薬局を対象に、電子処方箋の利活用に向けた進捗状況を下記3段階に整理し、可視化をしています。

  1. 電子処方箋の導入拡大
  2. 電子処方箋の活用・定着
  3. 重複投薬等チェックの実行

参考:電子処方箋管理サービスにおける 重複投薬等チェックの概要 (厚生労働省)

※「2 電子処方箋の活用・定義」のうち、「調剤結果登録割合」「処方箋発行枚数」の直近の値は、推計値になります。
※「3 重複投薬等チェックの実行」のうち、「重複投薬チェック実行件数」「重複投薬アラート件数」「併用禁忌アラート件数」は、医療機関と薬局において電子処方箋管理サービスを通して判定された件数の累計値です。

各項目に関する詳細な説明は、データ定義をご覧ください。

3. 電子処方箋の導入状況

3.1 施設別の導入状況

全国のオンライン資格確認等システムを導入している医療機関・薬局のうち、電子処方箋に対応している病院、医科診療所、歯科診療所、薬局の4分類の導入状況を比較、確認できます。

3.2 都道府県別の導入状況

都道府県ごとに、電子処方箋に対応している病院、医科診療所、歯科診療所、薬局の4分類の導入状況を確認できます。
お住まいの地域の電子処方箋の導入率や医療機関種別の導入状況も確認できます。

3.3 都道府県下の市区町村の導入状況

都道府県下の市区町村ごとに、電子処方箋に対応している病院、医科診療所、歯科診療所、薬局の4分類の導入状況を確認できます。
市区町村を選択して、選択した市区町村の導入状況や導入施設を確認することもできます。

3.4 市区町村の導入状況詳細

市区町村を選択して、電子処方箋に対応している病院、医科診療所、歯科診療所、薬局の4分類の導入状況や導入施設を確認できます。

3.5 導入事例

厚生労働省では、電子処方箋導入前に導入後の業務運用を検討する際や、導入後に業務運用の改善検討等の参考に活用できるよう、電子処方箋導入事例を公開しています。

電子処方箋を導入した医療機関・薬局での具体的な業務運用や安全性の向上につながった事例を確認しながら、導入の検討に役立てることができます。

4. 電子処方箋の導入、普及によって変わること

電子処方箋を導入する医療機関・薬局が増えることで、国民の皆さまがいつでもどこでも、より安心安全な医療を受けることができ、医療機関・薬局の診療業務負担の軽減にも繋がります。
3つの変わること、について描かれた図。患者の場合と医療施設の場合で上下2段になっている。上段が患者の場合で、画面が3つに区切られていて、図の左には、1 安全安心な医療の享受という見出しの下に、2つの薬のカプセルがプラス記号で繋がれていて、その横にイコール記号でチェックマークが繋がれている。図の中央には2 待ち時間の短縮という見出しの下に、両手のイラストが描かれている。左手にスマホ、右手にクリップボートが描かれている。図の右には3 処方履歴の確認という見出しの下に、マイナポータル風の画面が表示されたスマホを持った手が描かれている。下段が医療施設の場合で、画面が3つに区切られていて、図の左には1 患者により添う医療の提供と描かれた見出しの下に、薬の説明をしている医者と説明を聞いている患者が描かれている。図の中央には、2 安心安全な医療の提供と描かれた見出しの下に、2つの薬のカプセルがプラス記号で繋がれていて、その横にイコール記号でチェックマークが繋がれている。図の右には3 業務負担の軽減という見出しの下に、大きく斜線を引かれた紙の書類が描かれている。

参考:電子処方せん(国民向け)(厚生労働省)

患者の場合

  1. 安心安全な医療の享受
    初めての医療機関・薬局でも患者の処方・調剤情報を正確に確認できます。そのため、同じ効能・効果の薬が重複して処方・調剤されること、服用している薬と飲み合わせの悪い薬の処方・調剤を防ぐことができ、より安心安全な医療を受けられ、医療費の適正化にもつながります 。
  2. 待ち時間の短縮
    薬局を訪れる前に患者が電子処方箋の引換番号を薬局に伝えることで、薬局での待ち時間が少なくなります。
  3. 処方履歴の確認
    マイナポータル等で、自分が服用している薬を確認できます。

医療機関・薬局の場合

  1. 患者により添う医療の提供
    直近の患者情報を踏まえ、より患者に寄り添った診察・処方、調剤・服薬指導ができます。
  2. 安心安全な医療の提供
    医療機関・薬局を跨いだ処方・調剤情報の共有、重複投薬や併用禁忌薬のチェックにより、医療の安全性が向上します。
  3. 業務負担の軽減
    調剤情報の入力・紙の処方箋の保管等、医療従事者の業務負担が軽減します。

5. ご留意事項

データ

データの定義

データの更新

ダッシュボードの各種数値については、定期的に更新を予定しています。

正誤情報

このダッシュボードのデータの正誤情報については、正誤情報:電子処方箋の導入状況に関するダッシュボードをご参照ください。

ご意見・ご要望

厚生労働省 医薬局 総務課 電子処方箋サービス推進室
電話:03-5253-1111

よくある質問

ご不明点は、電子処方箋の国民の皆さま向けのQ&A(厚生労働省) をご確認ください。