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マイナンバーカードやマイナポータル、各種デジタルサービスなどの利用をサポートするデジタル推進委員 倉本 大輔氏の取組紹介

「デジタル推進委員」としてマイナンバーカードやマイナポータル、各種デジタルサービスなどの利用に関するサポートを実施されているKDDI株式会社 倉本 大輔氏の取組を紹介します。

倉本氏は、東京都江東区にあるショッピングモール「アリオ北砂」で、マイナンバーカードの体験イベントでも、マイナンバーカードに関する相談コーナーにて、デジタル推進委員としてイベント参加者にマイナンバーカードへの理解を深めるサポートを行いました。

体験会で、説明を行う倉本 大輔氏の写真

デジタル推進委員とは

今まで紙で申請していた書類がスマートフォンでできるようになったり、24時間オンラインで対応できるサービスが増えたり、社会生活を送る上で、さまざまなところでデジタル化が進んでいます。

しかし、その利便性を誰もが享受できる環境にしていくには、各種手続き方法のご説明等、デジタル機器やサービスに不慣れな方等に対する、きめ細かなサポートが必要です。

そこで、国、地方公共団体、各種団体等が実施するデジタル機器・サービスの利用方法等を教える事業、取組と連携し、デジタル推進委員としてサポート役を担っています。

デジタル推進委員としての取組紹介

2023年は、マイナポイントもらうためにマイナンバーカードを作りたいというご要望への対応が主流でした。現在は9,000万人以上の国民のみなさまがカードを持っているので、次の段階として、マイナンバーカードのより便利な使い方をご案内するために、実際に機能やサービスを体験していただくことや、使う上での困りごとのご相談サポートなどを行っています。

マイナンバーカードは、たとえば、健康保険証として使えたり、確定申告を効率的に実施できたり、子育てや引越しの手続きなどにも活用できます。そのため、デジタル慣れしていないシニア世代の方々だけではなく、子育て世代や新社会人など幅広い層に利用いただけるよう案内しています。

会場で使用したマイナンバーカードで出来ることが6例書かれたボードの写真
(2024年2月)できます。が増えてます。マイナンバーカード(A4三つ折り版)(PDF/4,812KB)

また、 マイナンバーカードの使い方を質問すること自体にハードルを感じてしまう方もいるため、商業施設に来たついでに体験イベントに立ち寄っていただくような接点を増やしています。たとえば、携帯電話ショップにご来店された際に合わせてマイナンバーカードやデジタル機器の利便性について案内するなど、なるべくみなさまの心理的な負担にならない方法で伝えています。

便利なだけではなく、安心して使えるということも丁寧に伝えています。たとえば、「クレジットカードと同じで紛失した際に機能を一時停止できる電話の窓口があること」「カードにご自身の顔写真がついているので誰かに悪意を持ってなりすますことができないこと」「ICチップから情報を抜こうと思うと自動的に記録情報を消去するような仕組みになっていること」「そもそもカードそのものにプライバシー性の高い情報は入っていないこと」などを説明することで、より納得してご利用いただく後押しをしています。

新しいサービスを利用する際は不安が先行する方も多いため、マイナンバーカードであれば手続きをサポートしたり、万が一紛失した際に情報漏洩などのリスクが低いことなどを伝えることもデジタル推進委員の役割の1つです。

実際に使ってみると便利と感じるシーンはこれからさらに増えていくため、イベントや講習会などをとおして多くの方にご利用いただくサポートを実施していきます。

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