平大臣記者会見(令和7年10月17日)
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平デジタル大臣記者会見要旨
(令和7年10月17日(金) 10時40分から10時45分まで 於:オンライン)
1. 発言要旨
冒頭発言なし
2. 質疑応答
(問)来週21日(火)に首班指名が仮に行われるということになれば、今日の閣議後会見が最後になるかもしれないと思い質問させていただきます。この1年間デジタル大臣を務められてきて、ご自身で1番どういった成果を挙げられたと思われているか、また、次の政権で大臣の所管の分野でどういったことを引き継いで、こういったことに取り組んで欲しいという思いがあるか、お聞かせいただければと思います。
(答)まず就任の時は、紙の保険証の廃止についていろいろな議論があったと思いますが、こちらも記者会見などを通じて、だいぶ理解が進んだのではないかなと思います。マイナンバー、マイナ保険証、さらにはマイナ免許証も今実現していますし、あとはマイナ救急という、本当にマイナンバーカードを持っていて良かったと実感していただけるようなサービスも全国展開になりました。さらには、マイナンバーカードのiPhone搭載というのも、長い時間かかりましたけど、私の大臣の期間に実現することができました。今後は、やはりコロナの教訓からデジタル庁というのはできたわけでありますので、例えば、国が直接個人に給付をする際の、いくつか論点が残っていますので、その点について、次のデジタル大臣にはしっかり進めていただきたいなと思います。あと最も大きな仕事は、サイバー対処能力強化法だと思います。その結果として、内閣官房に国家サイバー統括室ができ、事務次官級の内閣サイバー官を置き、さらにこれから、まさにそのアクセス・無害化をする警察、さらには自衛隊の、いわゆるキャパビル、能力構築というのがこれからなので、次の担当大臣には、この能力をしっかりと構築するということや、同盟国、同志国との連携を強化すると、そういったことをしっかり取り組んでいただきたいなと思います。
(問)足元で自民党と日本維新の会の連立に向けた政策協議が進んでいると思いますが、これをどう評価されているのか。合わせて、少数与党である自民党にとって、いろいろ他党と協力しようとしている部分があると思いますが、この協力をどのように考えているのか、お考えをお聞かせ願えますでしょうか。
(答)高市総裁をみんなで選びましたと。一方で、自公の連立解消などもありました。そんな中で、閣僚としての立場の発言ではないですが、自民党の中でもしっかり高市総裁を総理大臣にすると、首班指名でそのような環境を作るということに最後の最後まで全力をあげてくれというのが所属議員の大勢の意見だったと思います。そんな中で、今自民党の執行部が各党といろいろな議論を重ね、その中で自民党と日本維新の会の協議が今進んでいると承知をしています。これもまさに最終局面だと思いますので、あれがいいとか、これが悪いとか、そういうことは慎んだ方がいいかなと思います。自民党の執行部の皆さんにお任せして、その推移を見守るという気持ちでおります。
(以上)