死亡・相続オンラインサービス
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死亡や相続に関する手続のオンライン化を推進します。
概要
死亡・相続に伴い、遺族に対して様々な行政手続や民間手続が発生します。必要な手続は故人や遺族によっても異なり、かつ、手続先も多岐にわたることから、必要な手続を網羅的に把握することが難しい状況です。
また、2023年(令和5年)の人口動態調査 厚生労働省では、国内の死亡数は157万人を超え、調査開始以来最多となっており、今後も社会全体の負担が増加していくことが見込まれます。
本取組の一環として、死亡・相続に関する手続のオンライン・デジタル化を進めることで、遺族の負担軽減、利便性向上と市区町村等における手続の効率化を図るため、以下のとおり目指します。
- 2020年度(令和2年度)にデジタル・ガバメント分科会で報告した方針等に基づき、関係府省庁や地方公共団体の協力の下、次の施策を推進する。
- 2021年度(令和3年度)中に行われた実証実験等を踏まえて、死亡に関する手続(死亡届及び死亡診断書(死体検案書)の提出)のオンライン・デジタル化に向けて、デジタル庁において、厚生労働省及び法務省とともに課題の整理を行うとともに、オンライン・デジタル化実現に向けた具体的なシステム設計に関する検討を進める。
- デジタル庁は、法定相続人の特定に係る遺族等の負担軽減策について、これまでの検討を基に、法務省とともに社会実装に向けた論点整理を行い、その実現を支援する。戸籍情報連携システムを活用した法定相続人の特定に関する支援等を検討する。