平デジタル大臣が2025年1月9日にAIアイデアソン及び愛媛県宇和島市の視察を行いました
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平デジタル大臣が2025年1月9日にAIアイデアソン及び愛媛県宇和島市の視察を行いました。
今回のAIアイデアソンは、2024年11月に東京都と連携して実施したAIアイデアソン・ハッカソンに続く第2弾としての位置づけで、将来の自治体業務に役立つ生成AIの活用案を議論するAIアイデアソンを「2030年の自治体業務フローを創る官民連携AIアイデアソン」と題して、宇和島市で開催しました。
また、宇和島市では、オンラインで手続が可能な行政手続などを一元的に集約したプラットフォーム「手のひら市役所」の開設や、高齢者の見守り支援・遠隔診療の実施など、DX推進に力をいれています。
AIアイデアソン視察
国・地方自治体・自治体基幹系ベンダーの3者からの目線で、「EBPMに資するAIの活用」及び「窓口業務におけるAIの活用」について、議論が行われました。
(AIアイデアソンに対する思いを述べる様子)
ワークショップ
AIアイデアソンのワークショップでは、EBPMに資する生成AI活用について、現在の行政業務の枠組みを洗い出し、AIで代用可能かどうか、代替できない理由は何処にあるのか等を議論しました。
窓口業務におけるAI活用については、必要な手続が多岐に渡り制度も分かりにくいという市民の困りごとを軽減し、また、その審査や市民の相談を行う職員の負担軽減等のために、AIをどのように活用すれば課題解決できるのか等について議論しました。
また、ワークショップ後にAIアイデアソンで出てきた、人口減少により職員不足が深刻化する中で行政サービスの維持・向上に欠かせないAI活用のアイデアの実現に向けた期待や課題について、平大臣からコメントがありました。
(AIアイデアソン参加者で、現在の行政業務の枠組みを洗い出し、AIで代用可能かどうかについて議論している様子)
(平デジタル大臣が今回のAIアイデアソンの総評について述べている様子)
宇和島市視察
養殖経営DX(AIを活用した尾数確認技術等)の視察
宇和島市内の水産事業者等は、超音波による生け簀内の養殖魚の尾数カウント技術を活用し、適正な給餌・投薬量の設定、在庫の把握等により経営の安定化を図る、養殖経営のDXに取り組んでいます。
養殖経営DX事業の内容や展望などの説明を受け、質疑や意見交換を行いました。
(養殖魚の尾数管理システムの説明を受けている様子)