松本大臣記者会見(令和8年6月5日)
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松本デジタル大臣記者会見要旨
(令和8年6月5日(金) 8時35分から8時44分まで 於:参・本会議場中庭側)
1. 発言要旨
今年の夏頃にリリースを予定している「マイナアプリ」のアイコン、これを変えるというお話をしたいと思います。
今、多くの国民の皆さんに利用されている「マイナポータルアプリ」。それからもう1つは、「デジタル認証アプリ」の機能を統合して、新しく「マイナアプリ」という名前で提供したいと思います。
既に「マイナポータルアプリ」をインストールしている人は、そのままいつの間にか自動更新になりますから必要ないのですけれども。
ちなみに、今マイナポータル経由でマイナンバーカードを出すとこういうカードになります。デザインを、これにいわゆるアプリのアイコンも統一しようということでこのように変わります。今、マイナちゃんになっているのですけど、それを今のマイナカードと同じような内容のアプリのアイコンに変更します。自動更新されますから心配ないのですけど、こういうようなことになりますということでございます。ただ、急に変わるとみんな困ると思うので、何のことやら分からなくなって削除されても困るので、期間限定で、大体年内ぐらいまでは、一旦マイナちゃんと一緒になっている、とりあえずこれに期間限定で変えて、その後こちらに変わるということでございます、最終的には。なぜこんなことをやるかというと、先ほど申しましたように、実際のカードのピンク色と、それから桜が入っているデザインとあまり大きく変えたくない、統一性を持たせたいというところでございます。マイナちゃんについては、引き続き広報担当として頑張ってもらいますのでマイナちゃんは消えてしまうわけではございません。
2. 質疑応答
(問)個人情報保護法案についてお伺いします。野党から統計特例に関連して、名前を実名から仮名化にする法案の修正を求める声があります。大臣のお考えとその理由も合わせて教えてください。
(答)法案修正の件については、詳細はわからないのですけれども。よく言われているのが、この今回の特例に関して、特に医療情報は機微な情報が多いので、もう少し厳しく氏名や住所というのを削除した上でAI開発業者等々に、統計をやる業者に提供してはいかがかということは委員会等々でもお話をいただいているところでございます。要は、なぜそのようにするかということをもう1回きちんと説明しなければいけないと思うのですけれども。まずは、今回の改正の趣旨はAIの開発が非常に速度を増している中で、我が国がそういった開発に遅れを取ってはいけないということで、実際に一般法としての個人情報保護法の中で、AI開発等という目的に限って、尚且つ、個人との関係をきちんと切り離した形でAIを開発していくことを前提にして一人一人に情報を提供することの同意を得ることはしなくていいようにしましょうというのが今回の特例です。ですから、なんでもかんでもずるずるに出しているということではないということは、まずお話をしておきたいと思います。きちんと条件が決まった上で行えるということです。尚且つ、例えば医療なんかは、次世代医療基盤法というのもあって、そういうもので対応できるものはそっちでやっていただきますし、AI開発の場合は、多くをそういった細かい個人情報、特に氏名や住所などがきちんと削除できないようなケースもありますので、そういったケースについてはこの特例をきちんと適用するということでお考えいただきたいと思います。尚且つ、確かにそうやって氏名、住所が生データとして人に渡ってしまうわけですから、その場合においては、必要なくなった場合、要は、提供先の業者がそういった情報がもう必要なくなった場合は、きちんと削除、廃棄するという安全管理措置をきちんとやらなければいけないということ。それから、提供元も提供先に対して、どういう業者なのかということもきちんと確認し、目的を確認し、そういったことを事前に、確実に把握した上で、お互いの合意書を取って進めるということで、非常に厳しいというか、きちんと手順を取ってやらなければいけないということになっています。尚且つ、そういった情報を、削除が容易であるにもかかわらず、提供元が面倒くさいと言ってボンと出すということはしてはならないというようにしていますので、そこのところも縛りとしてかけているということです。ですから、総じてAIの開発を前に進めなければいけないことは多くの国民の皆さんもご理解いただけると思います。このままいくとAI植民地になってしまいますから、そうならないようにするため、尚且つ、そうしてハードルを下げることと、一方で厳しい条件をつけてハードルを上げているというような、昨日も申しましたけど針の穴に糸を通すみたいな、バランスを考えながら作っている改正案だということです。そしてもう1つは、医療の分野は特に機微情報が多くございますから、後々医療の分野には、これはまたひとつ特化をしてガイドラインなどをきちんと決めていくということとしていきたいと思っています。ですので、特に仮名化はどこが難しいかというと、例えば音声データ、こういったものは名前をなかなか削除するというのは難しいですね。音声データの中に個人名が入ったりもします。それから、皆さん想像してもらったら分かると思うのですけど、CT撮るでしょ。CTの画像というのは、1人の1回撮った画像で50枚ぐらい画像があるのですけども、1枚1枚の右端に名前が出ているのですよね。僕の名前とか松本とかと名前が出ている。1枚1枚を削除していくというのは大変な作業なので、そういったものを画像として勉強させるときは画像だけを見せるようにすればいいので、そういうようにしてAIに学習をさせて、残ったものはきちんと確実に破棄するというようなところで縛りをかけていこうと考えているわけです。ですから、なかなか委員会でここまで細かくお話をする機会がありませんので、ちょうどいい質問をいただいたので、長くなりましたけれども、非常にバランスを取りながら作っているということで、是非、国民の皆さんには、一部で言われているようになんでもかんでも医療情報がAI作成のために個人の情報がだだ漏れになっていくのだということは決してございませんから、そこだけを切り取ってこの問題をご判断いただくことのないように、私からも深くお願いをしておきたいと思います。
(問)修正についてお考えとしては。
(答)それは昨日も総理が答弁されていますけど、立法府でお決めになることですから、政府としては、今我々政府が出した法案について、きちんともう1度参議院の方でも1つ1つ説明をしながらご理解を求めていきたいと思っています。機会を持って何でも質問してください。委員会だけではなくて、いろいろな場で細かく説明をして、国民の皆さんに安心してもらえるように努力しなければいけませんので、いくらでも質問していただいて結構でございます。
(以上)