松本大臣記者会見(令和7年11月7日)
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松本デジタル大臣記者会見要旨
(令和7年11月7日(金)8時27分から8時31分まで 於:参・本会議場中庭側)
1. 発言要旨
本年G7の議長国であるカナダ政府が主催する産学官から幅広く参加者を募集しております、公共部門のAI活用促進のためのハッカソン、正式名称は「ラピッド・ソリューション・ラボ」(Rapid Solution Labs)と申しますが、こちらについて今日はお知らせをしたいと思います。
このハッカソンは、本年6月のG7首脳声明を受けて、11月17日(月)から12月1日(月)までの2週間、フルオンラインで実施されることになっております。
参加チームには、公共部門のAI活用を進めるため、公共部門での具体的な課題に対して、AIを活用した解決策を開発、提案いただくものでございます。
各チームの提案は、審査を経て、G7各国及びEUから1チームずつ、学生部門から2チームの計10チームがファイナリストとして選出される予定になっております。ファイナリストは、来年2月に開催されます最終ピッチ、決勝戦ですね、これで発表を行い、最優秀賞が決定されることになっております。最終的には、こちらは賞金が1万カナダドルとなっております。
詳しい応募条件等については、本日の会見終了後、速やかにデジタル庁のウェブサイトで情報を掲載しますので、ご参照いただきたいと思います。公共部門におけるAI活用の促進という世界的にも注目されるテーマでございます。これに挑戦される、意欲あるチームの応募をお待ちしているということでございます。
2. 質疑応答
(問)内閣府の所掌の方になりますが、先程の経済安全保障推進会議に出られたと思いますが、松本大臣に対しての指示がどういった内容だったのか。
(答)松本に対して具体的にこれをやりなさいという指示が今日の会議で出たわけではございませんけれども、経済安全保障を進める上で、サイバーセキュリティは安全保障の中身を担保する非常に重要な部分だと思います。それについてしっかりと、今ももちろんやっていますけども、今やっている作業を進め、さらに強化しないといけないと思います。とりわけ今回は、基幹インフラに医療というものが入ることになっています。医療と言われると、そのどこかの施設を特定しているわけではございませんので、これからどの施設がどうというような話になると思いますけれども、そういったものをちょっと睨みながら、できるだけ早い段階にコミットして、その準備を進めていきたいということは、先ほどサイバー官の方にも伝えたところでございます。
(以上)