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平大臣記者会見(令和7年9月12日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和7年9月12日(金)11時00分から11時05分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

冒頭発言なし

2. 質疑応答

(問)自民党総裁選についてお伺いいたします。茂木前幹事長ですとか、小林元経済安保大臣が相次いで出馬意向を表明されておりますけれども、大臣は、自民党の国会議員として総裁選での政策論争をどのようなことに期待されているかということと、新総裁になった方に、デジタル政策の計画性などを含めて、どのような政策的な面に期待されているのか、合わせて教えてください。

(答)自民党総裁選でどういう議論を期待するかということかと思いますが、物価高対策はしっかり議論するべきだと思いますが、物価高対策だけだと、お金を配る話と減税、税金をどこで減税するかという話に終始してしまいますので、折角自民党の総裁選で自民党の優秀な、有能な人材が複数出ることが予想されていますので、骨太な議論を期待したいと思います。例えば、米国が地球温暖化に対してこういうスタンスをとる中で、昨日も大変な豪雨とそれに伴う被害が出ていたわけでありますが、地球温暖化や気候変動に対して日本はどういうスタンスを取るのかとか、税率の話とか給付の話ばかりではなくて、そもそも原資になる経済成長に対してどのような政策で望むのかですね。大事なのは、今後の国会運営について自公をベースとして政策ごとにパーシャル連合でやるのか、もしくは政権の枠組み自体も変えていくのか、なども聞いてみたい論点だと思っています。デジタルの分野に関して言うと、世界の動きも早く、テクノロジーの進化も早いので、特に生成AIの政府に対する導入は今進めていますが、生成AIに対する本質的な理解があるのかどうか、そして日本の強みは何で、どうやって日本におけるAI戦略をグローバルに展開をしていくのかという視点は必要かなと思います。若干所管と違いますが、いわゆるステーブルコインが出てきましたので、EUはCBDC(セントラルバンクデジタルカーレンシー)で、USはステーブルコインという流れの中で、これも金融が大きく変わっていくということだと思いますので、日本はどういう戦略を取っていくのか。日本も円にペッグしたステーブルコインが出てくるということもありますけども、こういったテクノロジーにちゃんと適用した、先を見たレギュレーションのデザインなども含めた政策を是非新しい総理、総裁にはやっていただきたいと思っております。

(以上)