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平大臣記者会見(令和7年8月5日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和7年8月5日(火) 8時55分から8時59分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

iPhoneのマイナンバーカード」に対応したマイナンバーカード対面確認アプリのリリースについてお知らせします。
「iPhoneのマイナンバーカード」につきましては、6月24日(火)から提供を開始しました。7月末時点で、約145万人の方に搭載いただいております。私も実際に使っておりますが、UI・UXが格段に良くなっています。是非、iPhoneをお持ちの方は搭載いただければと思います。
デジタル庁では、これまで、実物のマイナンバーカードを用いて、対面での確実な本人確認を行うための「マイナンバーカード対面確認アプリ」を提供してきましたが、この度、「iPhoneのマイナンバーカード」にも対応できるよう機能追加を行い、本日リリースいたしました。なお、対面確認アプリについては、デジタル庁の内部開発チームが自前で開発したものであります。
これにより、民間事業者や自治体窓口において、マイナンバーカード対面確認アプリをダウンロードしてご活用いただく場合には、「iPhoneのマイナンバーカード」を搭載したスマートフォンをお持ちいただくと、不動産取引時の本人確認、口座開設時の本人確認、自治体窓口での本人確認、イベント等での年齢確認など様々なシーンで、確実な本人確認が可能となります。なお、今回のアプリは、犯罪収益移転防止法が義務付ける情報の保存機能はありませんが、従来の方法で本人確認を行いつつ、併せてアプリを活用することで、厳格な本人確認が可能になります。
なお、「マイナンバーカード対面確認アプリ」の導入方法や使い方等については、デジタル庁ホームページにおいて、本日からコンテンツを追加しておりますので、事業者や自治体の皆さまにおかれましては、是非ご参照いただければと思います。

続きまして、「災害派遣デジタル支援チーム」の創設についてお知らせいたします。
令和6年1月に発生した「令和6年能登半島地震」では、発災直後から民間のデジタル人材がボランティアとして被災地に入りました。現場のニーズに応じて、避難者の状況を把握するためのシステム等をその場で構築するなど、県の災害対応をデジタルの面から支援し、大きな貢献を果たしたところであります。
こうした経験を踏まえ、デジタル庁と防災DX官民共創協議会とが協働して「災害派遣デジタル支援チーム」、英語名称「D-CERT」を創設いたしました。
今月から、各都道府県への説明会を通じてD-CERTの周知を図るとともに、チームの訓練や研修を継続して実施しつつ、災害がいつ起きても対応できるように備えてまいります。

2. 質疑応答

質疑なし

(以上)