平大臣記者会見(令和7年6月13日)
平デジタル大臣記者会見要旨
(令和7年6月13日(火)9時20分から9時24分まで 於:オンライン)
1. 発言要旨
冒頭発言なし
2. 質疑応答
(問)物価高対策として、自民党でマイナンバーを紐付けた給付金の公金受取について検討がされているようですが、マイナンバーカードを普及させる中の理由の一つに、こういった給付金の受取をスムーズにするというものもあったかと思います。こういった公金受取口座を使った給付金の受取の、メリット、デメリットをお伺いできますでしょうか。
(答)公金受取口座を使うと迅速に給付ができるということで、これはメリットだと思います。ですから、全国民に、一律に、公金受取口座に入金するというのは素早くできるという利点があります。ただ、現状で言えば、そこに一定の条件をつける、例えば、住民税非課税世帯とか、あとは、こういう人には上乗せするんだと条件をつける、もしくは世帯に給付するとなると、そういった情報自体は、国は持っていませんので、そうするとそれは自治体が行うということになりますので、与党でいろいろな議論されているのは承知していますが、そこで決まった政策によっては、使えるデジタルのオプションが変わってくるというのが今現状になっています。そういったところ、メリット、デメリットはまだ現状そのように整理されていると思います。
(問)関連で、まだマイナンバーカードを持っていなくて、公金受取口座が無い人もいると思いますが、そういった方への対応や課題についてはどのようにお考えでしょうか。
(答)国全体のデジタル化や、できるだけマイナンバーカードと公金受取口座といったものを紐付けしていただきたいというのは政府の基本的な姿勢でありますが、そういった中でもマイナンバーカードを持っていない、公金受取口座を持っていないという人に対しては、今まで通り、いわゆる郵送で口座を書いていただいて、いわゆるアナログの手続を踏んで給付することになると思います。ですので、デジタルの方が政策によっては迅速に給付され、アナログの方は、やはりある一定期間、給付まで、国民の方が受け取るまで時間がかかるということになると思いますので、できるだけマイナンバーカードを取得していただいて、公金受取口座の登録をしていただきたいと思います。
(以上)