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平大臣記者会見(令和6年11月19日)

平デジタル大臣記者会見要旨

(令和6年11月19日(火)10時40分から10時44分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

冒頭発言なし

2. 質疑応答

(問)一昨日、投開票が行われた兵庫県知事選の結果についてお伺いします。パワハラ疑惑などで失職した斎藤氏が再選を果たしましたが、今回はSNSを使った選挙戦としても注目され、ボランティアで選挙を応援する人がSNSで集まるなど、新たな動きも出ています。一方で、今回の斎藤氏のパワハラ疑惑については、ファクトがどうということよりも、マスコミや県議会の陰謀論ではないかということが拡散することもありました。こうしたSNSが選挙にもたらす影響への所感をお伺いしたい。

(答)個別の地方選挙の結果、及び個別の候補者の選挙運動につきましては、政府としてのコメントを差し控えさせていただきます。その上で、一般論ということになりますが、SNSというツールが出てきて、一般の人もいろいろなツイート、コメントをすることができ、それが状況によって広く拡散されるという、今までなかった状況が出てきているんだろうと思います。民主主義の根幹として、表現の自由というのは極めて重要でありますし、また、それを参考に投票行動を行うことはある意味、民主主義にとってはプラスだと思います。一方で、SNSの特性として、真偽不明な事柄についても断定的に発信するということもありますし、また過激になればなるほど、また陰謀論的な話になればなるほどたくさん「いいね」がついたり、リツイートされるということが現状認められているわけであります。さらに、YouTubeのような動画配信サイトと結びついて、結局のところ再生回数が広告収入に繋がってくるという、一部ビジネスになるというところもあり、いわゆる放送法などのいろいろな縛りもかかっていない中で、ごく一部の人たちにおいては、それをビジネスとして活用している側面もあるのだろうと思います。ですから、これから、そうしたSNSの特性をよく理解した上で、ご活用いただくことが大事なんだろうと思います。裏にあるそういったビジネスモデルといったものも、広く一般の方に知っていただくことが重要かと思っております。

(以上)