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河野大臣記者会見(令和5年12月12日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和5年12月12日 (火)9時21分から9時25分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

日曜日に表彰式をやりましたが、e-Govデータコンテストの結果についてお知らせしたいと思います。

e-Govデータコンテストは、e-Govのデータポータルのオープンデータを使って、それぞれの地域が抱える課題に対して解決策を提言していただこうというものです。今回は、高校生や大学生などを対象として募集いたしました。全国から45チーム・104名の皆さんに応募いただきました。ありがとうございます。その中から5つの受賞作品を決定いたしました。

最優秀賞には、北海道富良野市の移動弱者をテーマに、新たに未来型鉄道を導入して、住民や観光客の鉄道需要を掘り起こすという「北海道における新しい鉄道のあり方」を出していただいた武蔵野大学の濱田一輝さんに決定いたしました。またこの他にも、データ分析賞として、埼玉県狭山市の公共交通の改善策、兵庫県宝塚市のフレイル予防に関するデータ収集方策の提案の2つの作品、それから、施策アイデア賞として、秋田県育ちのこども増加計画、青森県下北地域の医療アクセス改善の2作品が選考されました。おめでとうございます。

これらは、その地域に根ざしていないと発見できない課題を捉えたものであったり、新たな分析手法やサービスを提案するものであったり、あるいは実地でもデータ取得に取り組んだものもあったり、審査員の方々からは、若い方々のユニークな着想が斬新で審査が楽しかったという声も上がりました。本当に応募いただいた方々ありがとうございます。今回のコンテストに参加いただいた皆様、審査員の皆様に改めて御礼を申し上げたいと思います。

今回参加していただいた方々には、デジタル時代にリーダーシップを発揮していただける人材として、今後ともデータ分析技術あるいは創造性といったものに更に磨きをかけていただきたいと思っております。デジタル庁としても質が高く多様で十分な量のデータを簡単かつ安全に信頼して活用していただける環境を実現する、そういうデータ戦略の一翼を担うe-Govデータポータルサービスの改善・強化に取り組んでいきたいと思います。

2. 質疑応答

(問)閣議の後しばらく今日は官邸に残っていらっしゃいましたけども、総理とはどのような面会内容だったのでしょうか。

(答)差し控えます。

(以上)