電子インボイスの標準仕様策定・普及
標準化された電子インボイス(デジタルインボイス)の普及等に取り組みます。
概要
事業者のバックオフィス業務においては、「紙」と「デジタル」が交錯し、エンド・トゥ・エンドでデジタルに対応できていないことが、リモートワークなど自由な働き方や効率化・生産性向上を阻害しているという実態があります。
そこで、デジタル庁は、官民連携のもと、グローバルな標準仕様である「Peppol(ペポル)」をベースとしたわが国における「電子インボイス」(デジタルインボイス)の標準仕様の策定・その普及に向けた取組を行い、事業者のバックオフィス業務のデジタル完結の実現を目指しています。
(参考1)「Peppol(Pan European Public Procurement Online)」とは、電子文書をネットワーク上でやり取りするための「文書仕様」「ネットワーク」「運用ルール」に関するグローバルな標準仕様です。国際的な非営利組織である「OpenPeppol」という団体により管理されています。
(参考2)デジタル庁は、2021年9月、「OpenPeppol」の正式メンバーとなり、わが国の管理局(Peppol Authority)としての活動を開始しています。
詳細情報
わが国の「電子インボイス」の標準仕様(JP PINT)
(参考)「Peppol BIS Billing JP」と「JP PINT」の差分等については、近日中に整理し公表します。Guidance Note of the Accreditation Process for new Peppol Service Provider(Ver.1.0)(PDF/232KB)
Guidance Note (“End User Identification scheme in Japan”)(Ver.1.1)(PDF/304KB)
※更新履歴
更新日:2022年5月13日(Guidance Noteの掲載及び更新)
掲載日:2021年12月1日
FAQ
JP PINTに関するよくある質問については、以下のとおり回答をまとめています(随時更新等していきます)。
※更新履歴
更新日:2022年5月9日(JP PINTへの更新等に伴い内容を更新)
掲載日:2022年1月14日(2021年12月版)
最近の取組
「Training Session」の開催(OpenPeppolと共催)
2022年4月21日、22日及び25日、デジタル庁は、OpenPeppolと共に「Training Session」を開催しました。OpenPeppolのシステムエンジニアからPeppolの基本的な仕組み等について詳細な説明がありました。
「Asia Pacific Peppol Authority Regional Meeting」への出席
2022年4月12日、デジタル庁は「Asia Pacific Peppol Authority Regional Meeting」に出席(出席者:加藤企画調整官)し、各国における取組・課題等について意見交換を実施しました。
出席国:オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、日本
会議等
現在、該当する情報はありません。