松本デジタル大臣が「マイナンバーカードを活用したエンタメDX実証実験」の視察を行いました

デジタル庁ではこれまで、エンタメ領域におけるマイナンバーカードの利用シーン拡大に向けた実証実験を実施しています。今年度の実証実験においては、チケットの不正転売防止等の社会課題解決に加えて、マイナンバーカードの新たな活用可能性についても検証しました。

2025年12月と2026年2月には、株式会社アップフロントグループ主催のライブイベントにおいて、マイナンバーカードによる本人確認を行い、複数アカウントによる大量購入や不正転売の防止、会場内座席交換対策への有効性等の検証を行いました。

上記2つのイベントにおける実証実験の実施に加え、このたび、2026年3月に幕張メッセで実施されたイベント「カーボンニュートラルを考える2026 by SATOYAMA & SATOUMI movement」にて、複数プレイガイド横断型チケットのマイナンバーカードによる本人確認VC(Verifiable Credential(検証可能な資格証明))モデルのユーザー受容性や課題を検証しました。3月21日(土)には、松本デジタル大臣も今回のイベントに参加し、デジタル庁出展ブースの視察やイベント主催者との意見交換、アップフロントグループ所属タレントとともにステージ上でのPR等を実施しました。

実証実験の概要

デジタル庁ではこれまで、エンタメ領域におけるマイナンバーカードを活用した実証実験を複数回実施しています。こうした取組の成果もあり、社会実装に繋がる取組が少しずつ進んでいます。

本実証においては、複数プレイガイドで販売する興行のチケットをイメージし、マイナンバーカードを用いた本人確認および入場時の顔認証とデジタルチケットQRの真正性の確認により、チケットの不正転売防止対策やなりすまし入場対策、運営側の会場入場時の本人確認の業務効率化に繋がるかについて検証しました。また、こうした不正転売防止や業務効率化の観点に加え、エンタメ業界における新しい推し活体験への展開を視野に入れ、本人の属性情報や活動状況に応じたファンサービスモデルへの活用可能性についても検証することとしました。

実証イベント当日は松本デジタル大臣も参加し、デジタル庁の出展ブースを視察するとともに、ステージ上でアップフロントグループ所属タレントと一緒に利用体験のデモンストレーションを行い、デジタル庁が本取組を行う意義や今後の展望について広く発信しました。

デジタル庁出展ブースの視察

イベント会場では、VC技術を活用した新たなファンサービスに関する検証として、3月20日(金)と3月21日(土)の両日で「未来のデジタルチケット」の体験ブースを出展しました。3月21日(土)は松本デジタル大臣もブースに立ち寄り、来場者の利用体験の様子を視察しました。

(松本デジタル大臣が「未来のデジタルチケット」体験ブースを視察する様子)
会場のブース内で、黒い服にヘッドセットマイクを着けた若い女性スタッフが説明を行っている。背後のスクリーンには「アンケート」と題したスライドが映し出されており、「なりすまし入場がなくなり、入場方法も簡単/わかりやすく/同じ…とうれしいですか?」という設問と、「①とてもうれしい」「②まあうれしい」などの選択肢が表示されている。ロープの内側にはスーツ姿の男性3名が並んで聴講している。ブース内にはグッズや写真パネルが展示されている。

株式会社アップフロントグループとの意見交換

松本デジタル大臣は、株式会社アップフロントグループの山﨑直樹代表取締役、株式会社アップフロントインターナショナルの桶田真由子代表取締役と若年層への訴求を含めたエンタメDX等について意見交換を実施しました。

ステージ上でのPR

イベントのステージ上PRにも参加。冒頭では、エンタメ領域におけるマイナンバーカード利活用の取組についてデジタル庁国民向けサービスグループ鳥山企画調整官より説明しました。その後、松本デジタル大臣が、登壇したアップフロントグループ所属タレントと一緒に、「未来のデジタルチケット」に関する2つのデモンストレーション(マイナンバーカードを活用したデジタルチケットQRと顔認証を組み合わせた入場体験、iPhoneのマイナンバーカードの利用体験)を行い、本取組について来場者やライブ配信視聴者に広く情報発信しました。

(ステージ上で、鳥山企画調整官より「エンタメ領域におけるマイナンバーカードの利活用」について説明する様子)
暗転した会場のステージ上に、カラフルな衣装を着た女性7名と、スーツ・カジュアル姿の男性数名が横一列に並んでいる。背後の大型スクリーンには「チケット不正転売防止のポイント」と題したスライドが映し出されており、「マイナンバーカード活用で、転売ヤーによる大量購入を防止」という見出しのもと、「同一人物の別アカウント購入を制限」「購入者本人のみ入場可能」という2つの仕組みが図解されている。スライドには「BioQR」と記されたスマートフォンのイラストと、マイナンバーカード認証済みアカウントおよびサブアカウントの関係図が示されている。ステージ前には多数の観客が集まり、スマートフォンで撮影している。

1. デジタルチケットQRと顔認証を組み合わせた入場体験

スマートフォンに格納されたデジタルチケットによる入場時の本人確認について、アップフロントグループ所属タレントと一緒にデモンストレーションを実施しました。デジタルチケットQRを顔認証端末にかざし、チケット購入者と来場者の顔情報が一致することで「入場可能」となる流れを確認しました。

(アップフロントグループ所属タレントが、スマートフォンに格納されたデジタルチケットQRを顔認証端末にかざす様子)
暗転したステージ上で、ピンクのパーカーと黒いフリルスカートを着た若い女性が、マイクとスマートフォンを手に持ち、画面を確認している。向かいに立つ眼鏡をかけたスーツ姿の松本デジタル大臣がマイクを持ちながらタブレット端末を差し出している。背後には青いLEDライトと大型スクリーンがある。

2. 「iPhoneのマイナンバーカード」の利用体験

2025年6月からサービスを開始した「iPhoneのマイナンバーカード」では、公開する情報を本人が選択可能であり、ステージ上ではデジタル庁が提供している「マイナ対面確認アプリ」を用いて「iPhoneのマイナンバーカード」の情報のうち生年月日のみを読み取る流れを確認しました。また、ステージ上で松本デジタル大臣は、今年中にはAndroidのマイナンバーカードも使用可能になることをお伝えしました。

(松本デジタル大臣が「マイナ対面確認アプリ」を用いて「iPhoneのマイナンバーカード」の読み取りを行う様子)
ステージ上で、ピンクのパーカーを着てマイクを持った女性が、スーツ姿の眼鏡をかけた松本デジタル大臣に向かって前かがみになり、スマートフォンをかざしている。松本デジタル大臣も前かがみになってスマートフォンをかざしている。背後の大型スクリーンには二人がスマートフォンをお互いにかざす映像が映し出されている。左側には水色のパーカーを着た女性が白いマイナちゃんのぬいぐるみを抱えて立っており、右側には黒い服装の男性が白いタブレットを持って立っている。ステージ前面には青いLEDライトが並んでいる。

ステージPRの最後には、松本デジタル大臣より「イベントではデジタル庁でもブースを出展しています。実際の入場時の本人認証や、クイズやアンケートを通した未来のデジタルチケットを体験できるので、ぜひお立ち寄りください」と来場者へ告知。
2日間合計で約520名の方に「未来のデジタルチケット」を体験いただくなど、大変盛り上がるイベントとなりました。

(松本デジタル大臣と鳥山企画調整官が、ステージ上でアップフロントグループ所属タレントや司会者と記念撮影を行う様子)
ステージ上で総勢10名程度が並んでいる。背後の大型スクリーンには『デジタル庁 Digital Agency』の文字が表示されている。後列にはスーツ姿の男性2名とマイクを持った男性1名が立ち、前列には左から紫と赤のパーカーを着た女性がそれぞれ1名、ピンクのパーカーを着た女性3名の計5名が座っている。多くの出演者が白いマイナちゃんのぬいぐるみを手に持ち、笑顔でカメラに向かっている。ステージ前面には青いLEDライトが並んでいる。
(松本デジタル大臣と鳥山企画調整官が、SATOYAMA & SATOUMI movementの公式キャラクター「さとやまくん」やアップフロントグループ所属タレント、司会者と記念撮影を行う様子)
屋内施設の灰色の壁を背景に、計10名が集合写真を撮影している。中央には黄緑色の山型をした大きな着ぐるみのキャラクター「さとやまくん」が立ち、その周囲をピンク・紫・水色などのカラフルなパーカーを着た女性たちが囲んでいる。後列中央にはスーツ姿の男性2名が立っており、全員が笑顔でポーズをとっている。女性たちの多くは白いマイナちゃんのぬいぐるみを手に持っている。

資料

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