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カシス・スイス連邦大統領兼外務大臣と意見交換を行いました

イグナツィオ・カシス・スイス連邦大統領兼外務大臣と牧島かれんデジタル大臣の集合写真

イグナツィオ・カシス・スイス連邦大統領兼外務大臣と牧島かれんデジタル大臣の意見交換風景の写真

2022年4月19日、牧島かれんデジタル大臣は、訪日中のイグナツィオ・カシス・スイス連邦大統領兼外務大臣(H.E. Mr. Ignazio CASSIS, President and Head of the Federal Department of Foreign Affairs of the Swiss Confederation)と、デジタル庁において、意見交換を行いました。

意見交換の概要

1 冒頭

(1)牧島大臣から、カシス大統領の訪日を歓迎するとともに、デジタル庁としては、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」によって豊かな人間社会を築くべく様々な取組を進めており、こうした観点を踏まえ、我が国の国際競争力強化や国際社会に貢献していきたいと考えているところ、150年以上にわたる友好の絆を有し、基本的な価値観を共有する重要なパートナーであるスイスと緊密に連携していきたい旨述べました。

(2)これに対し、カシス大統領は、謝辞とともに、デジタル化がスイスにおいて国内政策及び外交政策における大きなテーマであるということを述べられました。さらに、牧島大臣とカシス大統領は、今後、デジタル分野における日スイス間の連携や協働に関する議論を深めていくこととしました。

2 日スイス双方のデジタル化の取組についての意見交換

牧島大臣から、デジタル庁のミッション・ビジョン・バリュー、司令塔としてのデジタル庁の役割、信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)など、日本のデジタル化・デジタルトランスフォーメーションに向けたデジタル庁の取組等について説明しました。
これに対し、カシス大統領から、2020年に策定されたデジタル・スイス戦略やデジタル自己決定等、スイスのデジタル戦略やデジタル化の取組について説明が行われました。
そして、牧島大臣とカシス大統領の間で、活発な意見交換が行われ、その中で大統領がデジタル庁の司令塔機能、設立経緯や取組について強い関心を示していることが伺われました。

3 今後の協力

牧島大臣とカシス大統領は、本日の意見交換を踏まえ、日スイス間で知見の共有などの協力を推進することで一致しました。

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