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河野大臣記者会見(令和5年2月24日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和5年2月24日(金)10時15分から10時25分まで 於:オンライン)

1. 発言要旨

まず、マイナンバーカードの申請件数が、2月21日時点で70.1%を超えました。8,832万件ということになりました。ありがとうございます。

マイナポイントを取るためのマイナンバーカードの申請は2月末でございますので、もう数日ということになります。ぜひこの機会にお願いしたいと思います。

マイナンバーカードの申請期限を延ばす予定はございません。マイナンバーカードの申請さえ2月中にしていただければ、マイナポイントの付与は5月末まで期限がございますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。

2件目。確定申告が始まっておりますが、e-Taxを利用する際、マイナポータル連携の機能を利用していただいて、控除証明書のデータを一括取得することができるようになっております。

申告に含めるご家族分も一緒に取得することが可能ですので、是非お使いいただけたらと思います。

今日、閣議後に第7回になります「物価・賃金・生活総合対策本部」が官邸で開かれました。私から電力会社7社から、今、経済産業省に対して、電気の規制料金の値上げ申請が行われておりますが、消費者に与える影響が極めて大きいということから、消費者の理解と納得を十分に得る必要があるということを申し上げました。

消費者庁は経済産業省からこの規制料金値上げに関して協議を受けるということになりますので、値上げの理由、電力会社のコスト構造、その効率化をしっかり見てまいりたいと思っております。

カルテルですとか、情報の不正利用といった電力会社の企業倫理が疑われ、また消費者の信頼を損ないかねない事案が続いております。電力料金は経済産業省所管でございますが、その他にも公共料金を所管する各省、各大臣におかれては、コンプライアンスの徹底をしっかり対応していただきたいと思います。

またこの会議の最後に総理からは、今回の電力料金の値上げについては、4月ありきではなく、しっかりコストを見るようにというご指示がありましたので、消費者庁としてそこはしっかり見てまいりたいと思います。

消費者及び食品安全担当大臣として、2月28日、農林水産省、日本経済新聞社と共催で「日経SDGsフォーラム 特別シンポジウム」を開催いたします。

消費者志向経営優良事例表彰の表彰式をこの中で行いますが、今年度の大臣表彰は、衛生用品メーカー、ユニ・チャーム株式会社。これをはじめとした受賞事業者の優れた取組を共有いたします。また、「消費者志向経営」をテーマとしたトークセッションも行われます。国会等諸般の事情が許せば、私も出席したいと思っております。

今後も消費者志向経営を力強く後押しをしてまいりたいと思います。

2. 質疑応答

(問)先程の岸田総理が家庭向け電気料金値上げについて、経済産業省に厳格な審査をということでしたが、先日大臣がヒアリングを行った中で、今回その他の会社にも今後ヒアリングを行う予定というのはありますでしょうか。

(答)そこのところは適切に対応してまいりたいと思っております。

(問)先日も不正閲覧ですとかカルテルが、消費者に対して問題、影響が出るのか調べたいということでしたが、ヒアリングの結果、影響とかはどのようなことがありそうかというのは今の時点で出ていますでしょうか。

(答)取りまとめが行われましたら、ご報告をさせていただこうと思います。

(問)総理から4月ということで申請が出ていると思うのですけれども、そこにこだわらずというような趣旨のことを発言があったということですけれども、現在の状況を見て、大臣としては、この4月ということで今値上げを申請している会社は、予定をしてるわけですけれども、今の状況を見ると、やはり間に合わないというふうに大臣ご自身もお考えでしょうか。色々まだ審議で見ないといけないことが多いという意味なんですけれども、そういう意味で現在の大臣のお考えをお聞かせいただきたいというのが1点と、もう1点ですが、前回のヒアリングを受けて、例えばその返答が不十分であった場合に、もう一回再度同じ会社にヒアリングをするという可能性はあるのでしょうか。

(答)時期については、今の時点で何とも申し上げられません。総理からのご指示もありましたので、コストについてはしっかり見ていきたいと思います。(再度のヒアリングの可能性については)しっかり見てまいりたいと思います。

(問)マイナンバーカードの普及について質問させていただきたいです。冒頭申請ベースで7割というところに達したというお話があったんですけれども、政府目標としては年度末にほぼ全ての国民ということになってるんですけれども、改めまして、そのほぼ全てというところに対しての手応えと、ほぼ全てというのは、だいたいどれぐらいまでいったらほぼ全てなのかというところ、現時点での大臣のお考えのところをお聞きしたいです。

(答)総務大臣の方から3月末の目標の数字が出されると思いますが、そこについてはいけるのではないかと思っております。

(問)発売中の週刊新潮に、マイナカードの設計不良、河野太郎に騙されるなという記事が出ているのですが、これの受け止め、セキュリティレベルが脆弱だとか、落としても悪用されないのは嘘だという指摘があるのですが、河野大臣のご見解、反論をお願いします。

(答)コメントに値しないと思います。

(問)記事は読まれたんでしょうか。

(答)読んでおりません。

(問)タイトルを見て、読む読まない判断されているのですか。事務方を含めて。

(答)事務方が読んでいるかどうかはわかりませんが、読むに値しないと思います。これはもう前回も似たような記事が出ていたと思います。

(以上)