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よくある質問:Peppolネットワークでの電子インボイスのやり取りについて(概要)

※なお、本FAQの内容は、2022年5月9日時点のものであり、OpenPeppol等における規則・運用方針の変更等に伴い、予告なしに変更することがあることを予めお断りします。

Q2-1 そもそも「Peppolネットワークで電子インボイスをやり取りする」ということはどういうことか。

A2-1

厳密には、売り手のアクセスポイント(C2)と買い手のアクセスポイント(C3)の間で、標準仕様にそったインボイスデータセットをやり取りすることを言います。

なお、Peppolの仕組みは、いわゆる「4コーナー」モデルが採用されています。ユーザー(売り手)(C1)は、自らのアクセスポイント(C2)を通じ、Peppolネットワークに接続し、買い手のアクセスポイント(C3)にインボイスデータセットを送信し、それが買い手(C4)に届く仕組みとなっています。

Peppolネットワークでの電子インボイスの解説図。請求データがアクセスポイントを通って売り手から買い手に流れている。

Q2-2 Peppolネットワークの中でやり取りされる電子インボイスを保存する仕組みはないのか。

A2-2

Peppolの仕組みの中で、やり取りされる電子インボイスを保存するサービスはありません。

(※)消費税法上、売り手(C1)は「提供した電子インボイス」を、買い手(C4)は仕入税額控除の適用のため「提供された電子インボイス」を法令が求める要件を満たす方法でそれぞれ保存する必要があります。

Q2-3 「C1(売り手)とC2(アクセスポイント)の間」や「C3(アクセスポイント)とC4(買い手)の間」のやり取りについては、この標準仕様を用いなくてもよいということか。仮に用いなくてよいということであれば、そのための標準仕様は策定しないのか。今後、どのような内容を更新していくのか。

A2-3

この標準仕様は、売り手のアクセスポイント(C2)と買い手のアクセスポイント(C3)の間でやり取りされる電子インボイスの日本の標準仕様です。したがって、それ以外の部分(例えば、「売り手(C1)と売り手のアクセスポイント(C2)」や「買い手のアクセスポイント(C3)と買い手(C4)」)でこの標準仕様を用いなければならないわけではありません。

しかしながら、売り手のアクセスポイント(C2)が提供するサービス次第ではありますが、売り手(C1)において、この標準仕様を用いたインボイスデータセットの生成が求められることもあり得ると考えられます。

なお、「C1(売り手)とC2(売り手のアクセスポイント)」や「C3(買い手のアクセスポイント)とC4(買い手)」の間でやり取りされるインボイスデータセットの標準仕様を定めることは考えていません。

Q2-4 売り手(C1)は、”Rules”も意識し、インボイスデータセットを生成しなければならないのか。

A2-4

この標準仕様のInvoice transactionの”Rules”とは、Peppolネットワークでやり取りされるインボイスデータセットについて、売り手のアクセスポイント(C2)において検証(validation)するためのルールです。したがって、インボイスデータセットを生成する段階(売り手(C1))において、必ずしもこのRulesにそったインボイスデータを生成しなければならないわけではありません。

しかしながら、アクセスポイント(C2)が提供するサービス次第ではありますが、売り手(C1)において、このRulesも含め、その内容にそったインボイスデータセットの生成が求められることもあり得ると考えられます。

Q2-5 今のところ、自社(売り手(C1))としては、インボイスデータセットを生成し、電子インボイスを提供していこうと考えているが、JP PINTにそったインボイスデータセットを生成することは考えていない。その場合、Peppolネットワークには接続できないということか。

A2-5

Peppolユーザーが、Peppolネットワークで電子インボイスをやり取りするためには、自らのアクセスポイントを持つ必要があります。

例えば、アクセスポイント(C2)が、売り手(C1)のインボイスデータをこの標準仕様にそったものに変換等するサービスを提供するような場合、売り手(C1)が生成するインボイスデータセットがこの標準仕様にそったものでないとしても、Peppolネットワークで電子インボイスをやり取りすることができないというわけではありません。

Q2-6 Peppolユーザー(エンドユーザー)自らがアクセスポイントを設ける必要があるのか。

A2-6

Peppolユーザーは、Peppolネットワークで電子インボイスをやり取りするために、自らのアクセスポイントを持つ必要があります。

しかしながら、自らがアクセスポイントプロバイダーとなりアクセスポイントサービスを提供する必要は必ずしもありません。要すれば、アクセスポイントとしてのサービスを提供する認定サービスプロバイダーと契約し、Peppolネットワークに接続することも可能となります。

Q2-7 自社は、日本の標準仕様のインボイスデータセットのみ対応したいと考えている。その場合、それ以外のドキュメントタイプの提供を受けるような場合、どうすればよいのか。

A2-7

Peppolユーザーは、自らが対応するドキュメントタイプ等をSMPに登録することとなります。

(※)売り手のアクセスポイント(C2)は、買い手(C4)がサポートしているドキュメントタイプを検証し、買い手(C4)がサポートしているドキュメントタイプのデータのみ買い手のアクセスポイント(C3)に送付することとなります。