デジタル庁

牧島大臣記者会見(令和4年3月8日)

牧島デジタル大臣記者会見要旨

(令和4年3月8日(火)10時00分から10時07分まで 於:オンライン)

1.発言要旨

まず、私の方から1点ご報告いたします。規制改革案件についてであります。

司法分野においても、デジタル原則を踏まえた制度見直しが進められていまして、本日の閣議において、「民事訴訟法等の一部を改正する法律案」の国会提出が決定されました。これによって、インターネットを用いた申立てやウェブ会議による口頭弁論など、民事裁判手続のデジタル化が図られるようになります。

法案においては、損害賠償などの民事訴訟のデジタル化に関する民事訴訟法改正だけではなく、離婚に関する調停の成立や和解をウェブ会議によって可能となるよう、家事事件手続法と人事訴訟法も一括して改正することとされています。

これは、昨年末に規制改革推進会議において取りまとめた「中間取りまとめ」、こちらで家事事件手続等のデジタル化について、令和5年の通常国会に必要な法案を提出することとされていましたので、ウェブ会議による離婚に関する調停の成立や和解については、1年前倒しで対応頂いたということになります。

法務省の積極的な対応に感謝申し上げるとともに、各種手続等のデジタル化について、引き続き、しっかりと取り組んでいきたい、この想いを皆さまにお伝えしたく、冒頭発言をさせていただきました。

私からは以上です。

2.質疑応答

(問)先日も少しネットを拝見していたら、デジタル庁の目的とするミッションの部分ですね、こちらの部分を少し変更なさっていたので、こちらを変えられたのかと、それの理由というか目的などについてお伺いできるでしょうか。

(答)デジタル庁として、ミッション、「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を。」というものを掲げておりましたが、今月より「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化を。(「れ」を追加)」というふうに修正をさせていただきました。これは昨年12月24日、「デジタル社会の形成に関する重点計画」において「誰一人取り残されない」という文言を使用しましたので、その形で閣議決定していることを踏まえたものとなります。

背景はどういうものかといいますと、この計画を策定する過程において、有識者会議「デジタル社会構想会議」で、色々ご意見ございました。「取り残さない」という言葉ですと、私たち側「国、デジタル庁や行政の側が取り残さないようにしていきますよ」という、私たちの意思を表明したものというメッセージになるんだと思いますが、私たちが主導的にということだけではなくて、「誰一人取り残されない」社会にする、一人一人の国民やユーザーの目線や視点に立って政策を進めていくということを大事にしていますので、「社会として取り残されない環境を作っていきますよ」というメッセージにする必要があるのではないか、むしろそれこそが、私たちが表現したかったことなのではないかという議論がございました。

これは、会見でも以前、どのように表現するのか、SDGsに掲げられている「No one left behind」を本来の形で日本語に訳すならば、「取り残されない」の方がニュアンスとしては正しかったのかなと思いますが、多くの場面で日本語に訳されるときに「取り残さない」というふうに訳している部分が多かったんですけれども、「取り残されない」という表現を私たちはこれから使わせていただきたいというふうに思っています。

これは、「国だけではなくて、自治体の皆さんも民間の皆さんも一緒になって連携をしていくという私たちのデジタル庁としての役割」、ミッションとして、皆さんにも浸透していくといいなというふうに考えております。

(問)大切なことだと思いますので、伺えてよかったです。ありがとうございます。

(答)ありがとうございました。

(以上)

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