デジタル庁

平井大臣記者会見(令和3年9月24日)

平井デジタル大臣記者会見要旨

(令和3年9月24日(火)11時31分から11時47分まで 於:紀尾井町20階 記者会見室)

1.発言要旨

私からは2点、まず1つ、ワクチン接種証明書の電子交付にかかる意見募集の受付状況についてです。

デジタル庁では17日金曜日より接種証明書の電子交付についての意見募集を開始したところ、昨日夕方までに約1万5千件のご意見をいただいています。

ご意見の内容の精査はこれからですが、利用をしたいという意見の中には、飲食店・イベント・ライブ会場といった利用シーンとか、仕組みに関して、個人情報の管理や本人確認の方法、情報管理の簡素化に向けた仕組みといった提案が見受けられました。

なお、その意見募集に当たって公開している仕様の資料について、22日の水曜日に海外向け、国内向けの二次元コードの規格を追記した資料を改訂しておりますので、こちらも改めてご覧をいただければと思います。

また本日、接種証明の電子化について内閣官房副長官補室とともに自治体向けの説明会を開催しているところで、その場でも自治体の皆さまにもご意見をいただけるよう周知するということになっています。今日の11時からやっているはずです。

意見募集は9月30日までなので、引き続き、使い勝手のよい仕組みにできるよういろいろな意見を聞いていきたいというふうに思います。

もう1点は、懲戒処分の公表についてでございます。

今回、赤石デジタル審議官の、内閣官房時代イノベーション担当の総括官でしたが、事業者との会食について倫理法令違反が確認され、9月22日の国家公務員倫理審査会における処分案の審議、承認を得て、本日、赤石デジタル審議官に対し、懲戒処分、減給1月10分の1が行われたということでございます。

デジタル庁では新たに設置したコンプライアンス委員会でも必要な議論をして、今後このようなことがないように努めてまいりたいというふうに思います。

また、処分を受けた現デジタル審議官の赤石さんについては、デジタル分野における経験、実績もあり、有能な人材であるということから、引き続きデジタル審議官としてしっかりと職責を果たしてもらいたいと考えております。

私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今の懲戒処分の件ですけれども、まず事業者との会食で倫理法令違反というのは具体的にはどういうような内容なのでしょうか。

(答)これは先ほど発表されたということで、後で事務方が細かく説明するようにとなっています。

(事務局)電話番号等、お伝えさせていただきますので、ご質問等、詳細な質問があればそちらでお問い合わせいただければというふうに思っております。

(答)現デジタル審議官ではない、前職のときのことについて、イノベーション担当のときについてということですから、私も間違ってはいけませんので事務方に聞いていただければと思います。

(問)発覚の端緒というのはどういうところなのでしょうか。

(答)事務方に聞いてください。本日、要するに懲戒処分が行われたと、これは私が処分したわけではありませんので。そのことについて私が言及したということです。

(問)官僚のトップであるデジタル審議官の方が発足早々こういう形で懲戒処分となったことについては大臣としてはどのようにお考えですか。

(答)人事異動については、一般的に任務遂行に向けて適材適所を念頭に行われているものだというふうに考えております。

赤石さんとしては、大変有能な人材であることは間違いございませんので、しっかりと職責を果たしてもらいたいと考えています。

(問)こちらはIT総合戦略本部時代に接待を受けた件と関係がある処分になるのでしょうか。

(答)これは事務方に聞いていただきたいんですが、赤石さんはイノベーション担当の総括官ということですから、直接私の担当ではなかったということもあって、私からあまり出過ぎた発言をする必要はないだろうというふうに思うので、事務方に聞いてください。

(問)旧IT総合戦略室から作っているVRSに関しまして、一部報道で接種記録が正しく保存されていなかったという情報がございます。具体的には、他人の接種記録が誤って別の住民の接種記録として入力されていたとか、2回目の接種記録のみが登録されて1回目の接種がない人がいたということですけれども、現在把握されている事実関係をご説明いただきたいと思います。

(答)この話というのは、要するに、前もOCRの読取りで数字の誤差があるという指摘もあり、確かにそれはあるんです、非常に少ないですけれども。それで、そういうことも含めて、最終的に自治体のほうでマイナンバーと紐付けているということになりますので、ワクチン接種台帳ということで。クレンジングのやり方等々も共有できてその作業が進んでいるので、実際にスタートするまでには全部正しい状況になるという報告を受けております。

(問)確認ですが、件数は少ないということですけれども、一部誤った記録があるということと、スタートまでにはと今おっしゃったのは、ワクチンパスポートの電子交付のスタートでしょうか。

(答)そうです。先ほどお話ししたようにマイナンバーカードを使って、アプリ経由で申請できるようにするまでには、きちんとクレンジングが終わった状態でなければいかんというふうに思っています。

それは自治体の方もできるという報告を我々は受けていますので、これもまた詳細は事務方にお聞きいただければと思います。

(問)10月20日にマイナンバーカードを保険証利用するということが本格的に始まるかと思うんですけれども、この件について大臣の期待と、ただ、その現時点で導入施設がまだ少ないという課題があるかと思うんですけれども、併せてお伺いしたいと思います。

(答)これは非常に重要な質問だと思っています。マイナンバーカードの保険証利用、オンライン資格確認については、厚労省において導入準備を進めているということですが、9月12日の時点で医療機関、薬局の顔認証付きカードリーダーの申込みは12.9万施設、施設全体の6割程度、病院の8割程度というふうに報告を受けています。

他方、各施設でのシステム導入の状況については、これは現場が新型コロナウイルスの第5波に対応しているということと、実は世界的な半導体不足の影響によって、現時点では1.3万施設しかないわけですが、導入のスピードは非常に上がっているというふうに聞いています。

この機器の不足というのは相当大きくて、想像以上に物がないと。残念ながらカードリーダーがあってもそれをつなぐ機器がないというようなことに今はなっているようでございます。

マイナンバーカードと保険証の一体化については、さらに周知広報に取り組むということと、医療機関、薬局で受診した際に患者の薬剤情報や特定健診情報を、医師、薬剤師が共有できるようになると、医療の質の向上につながるメリットも実感いただけるようになれば、さらに導入が加速化されていくというふうに思います。

そういう意味で、皆さんがやる気になっているのに、少し遅れている部分があるのかなとそんなふうに思います。ただこれは非常に便利になるということと、不正使用がなくなるということ、これはマイナポータルを使っての薬剤情報の閲覧なんかができるようになるというのは、はっきり言ってものすごく国民にとってはメリットがあるというふうに思っています。

このマイナンバー、マイナポータル周りの健康医療関係、レセプトも見られるようになりますし、特定健診のデータもそうですし、来年にはワクチン接種の過去の履歴も見られるようになるというようなことを考えると、当初から想定していたようにマイナンバーカードの国民の健康医療に関しての利用場面が増えていくのではないかというふうに期待しています。

(問)冒頭であったワクチン接種証明書の電子交付申請の件なんですけれども、今、仕様案を出して意見募集をされているところだと思うんですけれども、申請前のマイナンバー取得必須というのが前提になるのか、あるいはマイナンバーカードの取得率がまだ4割に満たないということで、当面のこのワクチン接種証明の重要性から配慮をする可能性もあるのか、大臣のお考えをお聞かせください。

(答)マイナンバーカードの一番いいところは、オンラインで本人確認ができるということですから、オンラインで申請する場合はそれを前提に考えています。

ただ、紙でやろうということに関しても排除しているわけではございませんが、あくまでもオンラインでやる場合はマイナンバーカードを使っていただくというふうに考えています。

(問)処分の関係なんですけれども、赤石さんが出席されていた会食に大臣は出席されていたのでしょうか、その点を確認させてください。

(答)そのことについても事務方にお問い合わせ願いたいと思います。

(以上)

シェアする: