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河野デジタル大臣が世界経済フォーラム年次総会2023(ダボス会議)に出席しました

スイス連邦で開催された世界経済フォーラム(WEF)2023年次総会(ダボス会議)に1月16日から18日にかけて出席し、4つのセッションに登壇するとともに、関係者とのバイ会談を実施しました。

安倍総理(当時)が2019年に提唱した信頼性のある自由なデータ流通(DFFT)の取り組みに関して、2023年に日本で開催するG7に向け、より一層の具体化を進めています。その一環として、常設の事務局を持つ国際枠組みを作り、政府と民間が協働し、相互運用性、透明性を高めることに取り組むことを提案し、関係者から高い評価を頂きました。

また、G7群馬高崎デジタル·技術大臣会合と連携した官民イベントの開催を世界経済フォーラム(WEF)と共に進めていくことを表明いたしました。

更に、今回の会議出席を機会と捉えてウクライナ・フェードロフ副首相兼デジタル大臣等関係者とのバイ会談を実施して、G7に向けてDFFTを推進することについて理解を得ました。

1 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)

河野デジタル大臣は、ダボス会議の下記4つのセッションに参加しました。

(1)GovTech Transformation牽引に関するセッション(非公開)

GovTechの概念は新しく、コロナ、省エネ、地政学、新興技術、危機管理、起業家精神のありよう等の複雑さがあるため、ビジネス化に向けてはこれら諸課題の克服が必要です。この課題に対して、セキュリティ、知識の共有、知的資産管理等の多角的な観点から議論が行われました。河野デジタル大臣からは、デジタル庁発足の経緯、デジタル臨時行政調査会等のこれまでの活動、G7におけるDFFTの具体化(operationalize)のために、常設の事務局を伴う国際枠組みの必要性等を訴えました。

GovTech Transformation牽引に関するセッションに参加する河野大臣

(2)分断化されたデータ政策に関するセッション(非公開)

政府、産業界、市民団体の参画の下のランチセッションが開催されました。冒頭、数人による問題提起の中で、河野デジタル大臣は、「2019年にDFFTを提唱した国として具体化を国際枠組みの創設を通じて実現していく、政府だけでなく、民間の参画にも期待している」と述べ、その後、テーブル毎に熱心な議論が交わされました。新興技術の扱い方、途上国に対する対応、市民団体に対する期待、ベストプラクティスの共有の必要性等様々な議論が行われました。最後に、河野デジタル大臣から新しい枠組みに積極的なインプットをして欲しい旨を述べ、多くの賛同を得ました。

政府、産業界、市民団体の参画の下でのランチセッションに参加する河野大臣の写真

(3)データ連携促進に関する公開セッション

Data Collaboration: Lessons from the Field

データの共有を促すためのデータの取り扱いについての公開セッションが、河野デジタル大臣の他、インド政府関係者、民間企業、NGOの参画の下、パネルディスカッション形式で開催されました。河野デジタル大臣は、「日本でのデジタル庁発足の背景、発足後の取り組みの紹介に加え、世界に一つのデータ保護ルールを作ることが現実的に容易でないことを踏まえ、相互運用性と透明性を高めていくことが必要、また、有志国としての取り組みを深めていくだけでなくグローバルサウスへの配慮が重要である」と発信しました。

セッションの様子はData Collaboration: Lessons from the Field > World Economic Forum Annual Meeting | World Economic Forum (weforum.org)をご覧ください。

パネルディスカッションの様子。河野大臣の他、インド政府関係者、民間企業、NGOが参加している。

(4)日本の国家戦略に関するセッション(非公開)

西村経済産業大臣、後藤経済財政担当大臣とともに日本の国家戦略に関するセッションに参加しました。各大臣が担当政策に関するビジョンや取り組みを発信し、河野デジタル大臣からはデジタル庁ができた背景、コロナ対応やデジタル臨調、マイナンバーカード普及、自治体対応(ガバメントクラウドの整備等)、G7日本開催に向けたDFFTの国際発信等の取り組みを冒頭に紹介し、聴衆からの質疑に応じました。

河野大臣が西村経済産業大臣、後藤経済財政担当大臣とともに日本の国家戦略に関するセッションに参加する様子。

2 バイ会談

ダボス会議期間中、ジョセフィン・テオ情報通信大臣、ヴィッレ・スキンナリ開発協力・外国貿易大臣、フェードロフ副首相兼デジタル化担当大臣、ナジュラ・ブデン首相、アーデル・アル・ジュベイル外務担当国務大臣をはじめとする参加閣僚との間で、バイ会談等を行いました。

(1)シンガポール ジョセフィン・テオ情報通信大臣との会談

デジタル化の取り組みの進むシンガポールのテオ大臣(H.E. Ms. Josephine Teo, Minister for Communications and Information)とは、締結済みのMoCに基づく二国間連携の今後の進め方、G7やG20等での国際データ戦略の在り方について議論をしました。

河野大臣とシンガポールのテオ大臣の写真

(2)フィンランド ヴィッレ・スキンナリ開発協力・外国貿易大臣との会談

スキンナリ大臣(H.E. Mr. Ville Skinnari, Minister for Development Cooperation and Foreign Trade)とは国際的な共通課題としてDFFTの重要性を確認し、継続的な議論を続けていくことを約束するとともに、産業界等を通じた二国間連携の推進について意見交換をしました。

河野大臣とヴィッレ・スキンナリ開発協力・外国貿易大臣の写真

(3)ウクライナ フェードロフ副首相兼デジタル化担当大臣との会談

ロシアとの交戦が続く中、対面での面会となったミハイロ・フェードロフ副首相兼デジタル化担当大臣(H.E. Mr. Mykhailo Fedorov, Deputy Prime Minister, Minister of Digital Transformation)とは、行政のデジタル活用および今後の二国間協力・連携強化について議論をしました。

河野大臣とミハイロ・フェードロフ副首相兼デジタル化担当大臣の写真

(4)チュニジア ナジュラ・ブデン首相との会談

ナジュラ・ブデン首相(H.E. Ms. Najla Boden Romdan, Prime Minister)との会談では、アフリカにおけるチュニジアの重要な役割をお互いに確認するとともに、コロナを巡る経済状況、同国への支援についての意見交換を行いました。

河野大臣とナジュラ・ブデン首相の写真

(5)サウジアラビア王国 アーデル・アル・ジュベイル外務担当国務大臣との会談

アーデル・アル・ジュベイル・サウジアラビア王国外務担当国務大臣(H.E. Dr. Adel Al-Jubeir, State Minister for Foreign Affairs)とは、国際対応におけるDFFTの重要性を確認するとともに、サウジアラビアにおける先進的な市民団体活動、NEOMをはじめとするデジタル化の取り組みについて紹介を受け、今後の二国間関係の強化について意見交換をしました。

河野大臣とアーデル・アル・ジュベイル・サウジアラビア王国外務担当国務大臣の対談の様子

連絡先

デジタル庁戦略・組織グループ国際担当
担当:矢端、高橋
電話:070-7416-9903(矢端)、070-7416-9890(高橋)

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