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河野大臣記者会見(令和5年9月15日)

河野デジタル大臣記者会見要旨

(令和5年9月15日(金)16時10分から16時20分まで 於:オンライン)

1.発言要旨

9月13日にデジタル行財政改革準備室を立ち上げました。

行政の縦割りを打破し、デジタル社会の形成に向けた官民の施策や取組を強力に進め、全ての国民にデジタル化の恩恵を行き渡らせるようにしたいと思っています。このため、デジタル基盤の政府の仕組みの改革を推進して、地域の自治体が国民一人一人にきめ細かな行政サービスを効率的に実現することができるように、デジタル行財政改革に取り組んでいきたいと思っています。

準備室は物理的にはデジタル庁と同じ東京ガーデンテラス紀尾井町のスペースの中に、阪田室長をヘッドにして50人規模で発足いたしました。政府全体として包括的にこのデジタル行財政改革に取り組んでいきたいと思っております。岸田総理のリーダーシップのもと、政府部内の関係各所の力を結集し、しっかりと取り組んでまいります。

2.質疑応答

(問)NHKの世論調査でマイナ保険証一本化を延期するべき、方針撤回するべきが7割を超えているんですが、これの受けとめと、以前お伺いしたシール方式、紙の保険証にシールを貼って資格確認書にする案を検討するかどうか、2点についてお願いします。

(答)マイナンバーカード保険証の利便性に気付いていただければ、問題なく進展していくと思っております。シールを貼るというのは検討しておりません。

(問)今後検討する予定はないのでしょうか。

(答)ありません。

(問)今日発表されました副大臣・政務官人事についてお伺いしたいのですけれども、デジタル庁は石川副大臣、それから土田政務官が決まりましたが、お二人に期待されることなど、あれば教えていただけますか。どのような仕事を担っていただくかもあわせてお願いします。

(答)大串副大臣、尾﨑政務官には随分と助けていただきました。大串副大臣にはマイナンバーカードの民間活用といったところで非常に多くの成果を上げてくれました。また尾﨑政務官は官民の防災の協議会の立ち上げをはじめ、自治体との連携に非常に頑張ってくれました。
石川副大臣、土田政務官も同様にしっかり頑張ってもらいたいと思っております。

(問)デジタル行財政改革準備室について伺いたいのですけれども、室長に阪田さんを起用された理由と期待している点。あともしこれはおわかりになればですけれど、50人というのはどの省庁から集められましたでしょうか。

(答)阪田さんは、人格・識見が非常に優れた方だと思っておりますので、頑張っていただきたいと思います。財務省をはじめ各省庁からかなり満遍なく来てもらっているのではないかと思います。

(問)阪田室長は主計局次長にいらっしゃった期間も長かったようなのですけれども、財政改革という点での期待みたいなのはありますか。

(答)行政改革・財政改革、これはもう政府を挙げてやらなければいけないことだと思っておりますので、総理のリーダーシップのもと、財務省のみならず政府部内の関係各省の力を結集して取り組んでいきたいと思います。

(問)今日、岸田政権の副大臣・政務官人事が発表されまして、54人全員男性で女性が1人もいなかったということなのですけれども、岸田政権は女性活躍を提唱する中でのこういう事態ですけれども、大臣のお考えをお願いできますでしょうか。

(答)総理にお尋ねいただきたいと思います。

(問)デジタル行財政改革について、自民党のデジタル社会推進本部の提言では、チャットボットなどによって自治体の問い合わせ対応を国が代行することなどが示されていますが、現状では具体策として考えられている施策というのはありますでしょうか。

(答)昨日申し上げたとおり、具体的な施策は順次これからお知らせしていきたいと思います。

(問)処理水放出についてお伺いしたいのですが、経済産業大臣に聞いても風評被害について想定より上回っていることについてきちんと答えていただけなかったんですが、改めて河野大臣のお考えをお伺いしたいんですが、東電の敷地スペースが空いているので、そっちに置いた方が安上がりじゃないかということについてはどうお考えでしょうか。

(答)所管大臣にお尋ねください。
(以上)